秩父札所第三十三番菊水寺の巡礼地図と知っておくべき参拝のポイント
目次
菊水寺への巡礼古道と道標石
札所第三十三番菊水寺のまとめ
第33番札所
- 寺名
- 延命山菊水寺
- 宗派
- 曹洞宗
- ご本尊
- 聖観世音菩薩
- ご真言・納経
- ご真言
- ご詠歌
- 般若心経など納経はこちらです!
- 所在地
- 〒369-1503 埼玉県秩父市下吉田1104
- 電話
- 0494-77-0233
- ポイント
- ご本尊は桧の一木造で平安時代末の製作(県指定文化財)。
- 観音堂は文政(1820)の建立。
- ヤエザクラ(4月)サツキ(6月)
アクセスマップ
最寄り駅・バス停留所
西武観光バス 泉田 | 徒歩38分 泉田バス停に止まる次のバスはこちら |
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菊水の霊泉伝説
伝説によれば、下吉田から品沢に抜ける峠に8人の盗賊がいる事から、その峠は八人峠と呼ばれるようになります。そこへ一人の旅僧が現れ、法力を使い盗賊を改心させたのです。
盗賊たちは、『菊水の霊泉』で身を清め仏につかえよとの教えから、その場所に堂宇を建立し、仏道に精進したそうです。
菊水寺の縁起となる『菊水の霊泉』のある旧跡は、現在の札所から600メートル南東にあり、永禄12年(1569)武田信玄の侵攻により焼失しました。文禄元年(1592)一人の僧が、現在の場所に長福寺を建立し、菊水寺を移し長福寺を別当としたそうです。
楠木正成と菊水寺
観音霊験記によれば、楠木正成の家紋が菊水であることから、菊水寺の寺名に縁を感じ、武運を祈り常に遥拝していたという事です。敵地にて放たれた矢が、肌身離さず持っていた観音経にあたり、事なきを得たそうです。