秩父札所第三十一番観音院の巡礼地図と知っておくべき参拝のポイント
目次
観音院への巡礼古道と道標石
札所第三十一番観音院のまとめ
第31番札所
- 寺名
- 鷲窟山観音院
- 宗派
- 曹洞宗
- ご本尊
- 聖観世音菩薩
- ご真言・納経
- ご真言
- ご詠歌
- 般若心経など納経はこちらです!
- 所在地
- 〒368-0111 埼玉県秩父郡小鹿野町飯田2211
- 電話
- 0494-75-3300
- ポイント
- 岩盤の鷲窟磨崖仏は室町時代の作。
- 嘉永(1853)の宝篋印塔。
- 高さ30mの聖浄の滝。
- ミツバツツジ(5月)アジサイ(6月)シュウカイドウ(9月)モミジ(11月)
アクセスマップ
最寄り駅・バス停留所
西武観光バス 栗尾 | 徒歩65分 栗尾バス停に止まる次のバスはこちら |
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滝のある修験道場
室町時代の修験者、山本坊栄円が、関東の熊野霊場として入間郡越生町に、修験道場『越生山本坊』を整備しました。この寺は、その配下の修験道場として栄えていたそうです。
山岳信仰の修験道場だけに長い階段を登ります。
弘法大師の磨崖仏
札所31番御詠歌の中に『鷲のいわやに ひびく滝つせ』と詠われています。
実際に観音堂の背面は『鷲のいわや』と呼ばれる岩窟で、高さ30メートルの滝が落ちており、その岩窟の壁面には、高さ18センチメートルの仏像がたくさん彫られています。弘法大師が一夜にして彫ったとされ、『鷲窟磨崖仏』として県指定の文化財になっています。
奥之院の石仏群
観音堂と納経所の間に、奥の院へ向かう道があります。時間的な問題から、奥の院への訪問者はそれほど多くないように感じますが、ここは秩父札所屈指のパワースポットといっても言い過ぎではないかと思います。
観音堂から150メートルほど離れた山の中腹にあります。歩いて5分ほどのおすすめスポットです。